岡山県出身ピアニスト
第17回ロベルト・シューマン国際コンクールにて最高位を受賞を皮切りに、日本とドイツを中心に演奏活動及び後進の指導を精力的に行っている。
4歳からヤマハ音楽教室にてピアノを始め、岡山県立岡山城東高等学校を経て、東京藝術大学を首席で卒業。同大学院修士課程修了。在学中に大学内でアリアドネムジカ賞を受賞。卒業時にアカンサス音楽賞、安宅賞、大賀典雄賞、同声会賞、三菱地所賞を受賞。文化庁新進芸術家海外研修生、財団法人ローム・ミュージックファンデーション奨学生としてベルリン芸術大学修士課程、国家演奏家資格課程を最優秀の成績で修了。
第29回ピティナ・ピアノコンペティション、G級 全国決勝大会 金賞・東京都知事賞・讀賣新聞社賞・ヒノキ賞・王子賞・洗足学園前田賞受賞。第78回日本音楽コンクール入選。第34回ピティナ・ピアノコンペティション、特級 全国決勝大会 グランプリ及び聴衆賞を受賞し、併せて文部科学大臣賞、讀賣新聞社賞、王子ホール賞、東京シティ・フィル賞受賞。第14回ピネローロ市国際コンクール(イタリア)にて第4位。第10回東京音楽コンクール第3位。第20回シュナーベル国際コンクール(ベルリン)第2位。第17回ロベルト・シューマン国際コンクール(ドイツ)にて最高位を受賞。これらの活躍により第12回岡山芸術文化賞グランプリ、2018年度福武文化奨励賞を受賞。
シューマンを中心としたドイツ作品への取り組みに定評があり、ソロや室内楽で活躍をしている。日本全国各地・ドイツ、ポーランド、アメリカ、オーストリア、イタリア等にて音楽祭やリサイタルに出演。東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、藝大フィルハーモニア、岡山フィルハーモニック管弦楽団、プラウエン-ツヴィッカウフィルハーモニーオーケストラ(ドイツ)などオーケストラとも多数共演をしている。
オクタヴィア・レコードよりデビューCD「シューマンVol.1」「シューマン Vol.2」をリリース。レコード芸術誌にて準特選盤に選出され好評を博す。
近年は後進の指導にも力を入れており、全国各地のマスタークラスやセミナーに招聘されている。
ピティナ・ピアノコンペティション、日本バッハコンクール、ソナタコンクール等の審査員を行う。
これまでに、ピアノを内山優子、津田恵子、北島公彦、クラウディオ・ソアレス、ガブリエル・タッキーノ、伊藤恵、クラウス・ヘルヴィッヒ、ピアノデュオを角野裕、室内楽を藤森亮一、鈴木理恵子、松本和将、伊藤恵各氏に師事。
梅村知世オフィシャルサイト◆http://www.tomoyoumemura.com/